非常勤で働く看護師のメリットとデメリット

常勤で働く看護師の中には、将来的には非常勤で働きたいと考える看護師もいるでしょう。自分の時間の確保がしやすいと言われている非常勤。しかしメリットがある半面デメリットもあります。どのようなものがあるのでしょうか。
非常勤で働くメリットは、「勤務時間が少ない」「夜勤の発生がほぼない」「責任の大きい業務を任される場面が少ない」といった3つがあります。常勤の看護師と異なり、勤務時間が少なく、夜勤はほぼありません。よって自分の時間の確保がしやすいのです。また働く時間が決まっているので、責任のある業務を任せられることは少なく、医療現場のストレスになりがちな責任の重さは比較的軽いと言えるでしょう。
一方非常勤で働くデメリットは、「給料が少ない」「スキルアップがしにくい」「福利厚生がほぼない」という3つです。勤務時間が少ないので常勤よりも給料が少ないのは納得ですよね。また非常勤の看護師は常勤の看護師に比べて任される業務にスキルが必要のない内容だったり、雑務をこなすケースが多いです。そのため看護師としての専門性を磨きたいという方には、非常勤はおすすめしません。そして福利厚生ですが、住宅手当や交通費などの支給が受けられない可能性は多いにあります。非常勤で働く際にはどの程度福利厚生を受けられるのか確認するのが良いです。
非常勤看護師として働くことになってから「こんなの聞いてなかった」「常勤看護師として働くほうが余裕があったのに」と後悔しても遅いです。しっかり調べた上で、非常勤で働くかそうでないかは選択しましょう。